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セキスイハイム九州、60億円投じ工場刷新に着手

2015年4月10日 (金)

拠点・施設セキスイハイム九州、60億円投じ工場刷新に着手セキスイハイム九州(福岡市中央区)は10日、九州全域で販売しているユニット住宅「セキスイハイム」の部品製造、組立を担う工場(九州セキスイハイム工業、佐賀県鳥栖市)のリニューアル工事を開始する。新工場は2016年5月に完成・稼働する計画で、リニューアル投資額は60億円。

九州セキスイハイム工業は石油化学製品の押出成形・射出成形工場として1963年に開設、75年から住宅ユニットの生産をスタートし、現在は住宅ユニットの生産に特化して九州全域にセキスイハイムを供給している。

リニューアル工事は、積水化学工業住宅カンパニーが打ち出した全国生産工場の「魅力化推進計画」の一環で、顧客への魅力発信の強化、生産・施工一体体制の構築、などを狙う。

具体的には、工場の生産ラインの効率化によって人的生産性を20%引き上げる。向上した生産性は、これまで建築現場で作業していた工程の一部を工場内で実施し、工場生産化率の極大化につなげるとともに、大工などの建築現場工事の従事者の不足に備える。

また、施設改善や自動溶接ロボットの導入を進め、作業の安全性の向上や重量物作業の軽減を図る。