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リクシル、シャワートイレの生産を知多工場に集約

2015年4月14日 (火)

拠点・施設LIXIL(リクシル)は13日、シャワートイレの一貫生産ラインを構築するため、青山工場(三重県伊賀市)の電子基板生産ラインを知多工場(愛知県知多市)に集約すると発表した。

これにより、知多工場は便座などの樹脂成形品から動作制御を行う電子基板まで、シャワートイレを構成する主力部品をすべて生産し、これらの部品を組立て完成品として出荷できるシャワートイレのマザー工場として生まれ変わる。青山工場は、2016年3月末までに操業を停止する。

知多工場は、89年にシャワートイレの樹脂成形品を中心に操業を開始し、38万平方メートルの知多事業所の敷地内に物流拠点と同居しているシャワートイレの基幹工場で、トイレ本体(衛生陶器)を生産している榎戸工場(愛知県常滑市)も隣接している。

■知多工場の概要
所在地:愛知県知多市北浜町25-7
敷地面積:38万1635平方メートル(11万5445坪)
建築面積:9万495平方メートル(2万7375坪)
生産品目:シャワートイレ、衛生陶器組立商品、システムトイレ

■青山工場の概要
所在地:三重県伊賀市伊勢路758-18
敷地面積:5万7017平方メートル(1万7247坪)
建築面積:1万157平方メートル(3072坪)
生産品目:シャワートイレの電子基板