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日清製粉、生産集約へ知多工場に新ライン着工

2013年10月7日 (月)

ロジスティクス日清製粉は7日、知多工場(愛知県知多市)への生産集約に向け、小麦挽砕能力を日産320トン引き上げる新ラインの建設に着手したと発表した。

新ライン稼働後は、名古屋工場の小規模な2ラインの操業を停止し、臨海工場で生産性の高い知多工場への生産集約を進めていく。

知多工場の新ラインは生産効率を最大限に高めるとともに、BCP(事業継続計画)も考慮した最新の設備で、高品質の小麦粉を安定的に生産。製造本館は微陽圧技術を活用した無窓建物とする。

同社は、知多工場新ライン建設に先立ち、九州エリアで臨海部に位置する福岡新工場の建設を進めており、計画通り2014年2月に稼働する。既に大型臨海工場への生産集約が完了している関東、関西エリアに続いて、九州・中部両エリアでも生産集約を実施することにより、コスト競争力の強化につなげる。

■知多工場新ライン増設投資の概要
総工費:60億円
設備増能力:1日当たり小麦挽砕能力320トン(能力増強後の1日当たり小麦挽砕能力980トン)
小麦粉サイロ収容力:2400トン
立体自動倉庫収容力:2500トン(立体自動倉庫増設後の総収容力6900トン)
着工:2013年10月
完工:2015年5月