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レンゴー、ベトナムで段ボール原紙生産を増強

2015年4月30日 (木)

荷主レンゴーは4月30日、ベトナムの合弁会社、ビナクラフトペーパー社(ビンズオン省)が新たな段ボール原紙生産設備(抄紙機)の建設を決めたと発表した。ビナクラフトペーパー社は、かねてから生産能力の増強を検討していた。

ベトナムでの段ボール原紙の総需要は年間130万トン(2014年)で、輸出産業を中心とした海外からの直接投資の継続や国内消費の高まりから、年率6-10%の高い伸びが続くとみられている。

レンゴーは新抄紙機を建設することで、ビナクラフトペーパー社のマーケットリーダーとしての地位を固め、同国での製紙・段ボール一貫生産体制を化する。

■新設抄紙機の概要
生産品目:段ボール原紙
生産能力:年産24万3000トン(完成後の総生産能力は48万9000トン)
投資額:1億3000万米ドル
稼働時期:2017年第2四半期中