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レンゴー、丸三製紙の段ボール原紙設備を更新

2015年3月4日 (水)

拠点・施設レンゴー(大阪市北区)は4日、子会社の丸三製紙(福島県南相馬市)が段ボール原紙(ライナ)生産設備の更新を3日に完了したと発表した。

丸三製紙は東北地区の段ボール原紙生産拠点としてライナ用6号抄紙機、中しん原紙用7号抄紙機の2台の抄紙機で月産2万トンの段ボール原紙を生産していたが、6号抄紙機は1973年の設置後40年超が経過し、老朽化とともに東日本大震災で被災したこともあって新設備への更新が急務となっていた。

竣工したライナ用8号新抄紙機は、ニーズの高まる段ボール原紙の薄物化に対応し、品質向上と省エネ・省資源化を図った。新設備の竣工により、東日本での段ボール原紙供給体制を拡充、製紙・段ボールの一貫生産体制を強化した。

■新設備の概要
設備名:8号抄紙機(既存の6号抄紙機はすでに停機)
生産品種:段ボール原紙(ライナ)
最大生産量:日産500トン
設備投資総額:260億円