ロジスティクスケイヒンが8日発表した前3月期決算は、輸出車両の海上輸送や輸出貨物、港湾作業の取扱いが増加したほか、倉庫保管・入出庫量も伸び、7.9%の増収(前期比)となった。最終利益は保有不動産の減損損失を計上した影響で半減の3億円にとどまった。
国際運送取扱業では、輸入貨物の取扱いが減少したものの、輸出車両の海上輸送が増えたほか、複合一貫輸送・海運貨物の輸出取扱いが増加。港湾作業も堅調に推移した。
今期は輸出車両輸送事業で新たな仕向地・国内寄港地の開発による集荷の拡大に取り組み、売上高480億円(0.4%増)、営業利益18億5000万円(1.2%増)、最終利益11億2000万円(3.2倍増)を見込む。
[ケイヒン]2015年3月期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期 | 2014年3月期 | 増減 | ||
---|---|---|---|---|
売上高 | 47,808 | 44,307 | 7.9% | |
営業利益 | 1,828 | 1,225 | 49.3% | |
経常利益 | 1,707 | 1,095 | 55.9% | |
当期純利益 | 300 | 635 | -52.7% |