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プロロジス、物流施設需要の推移示す指数を公表

2011年6月16日 (木)

拠点・施設プロロジスは16日、カスタマーの見識やマクロ経済の動向などに基づき、物流不動産業界のビジネス動向や施設需要について評価した最新の業況判断指数として「物流ビジネス指数」を発表した。

 

調査結果によると、今後半年はグローバル貿易が引き続き伸長すると考えられ、これらのビジネス活動と物流施設の吸収率の強固な相関関係により、物流スペースの需要も加速すると見ている。

 

5月の物流ビジネス指数は、ビジネス活動全体で56.9となった。企業の顧客のビジネスが2009年より段階的に改善していることから、ビジネス活動指数は21か月連続の経済成長を示した。

 

物流施設スペース活用指数は55.4と、08年4月以降の最高値を記録。企業が保管する製品実在庫の伸びは、2010年第4四半期と2011年第1四半期の間の3倍以上となり、現在の物流施設スペース活用指数の状況は、今後数か月、さらに在庫が増加することを暗示する結果となった。

 

4月の物流ビジネス指数は、港や空港での貨物取扱量が上向いているため、向こう6か月は貿易の成長が続くことを示した。吸収率は9か月連続で上昇傾向を示しており、物流ビジネス指数が高止まっていることを踏まえると、「今数か月間も引き続き上向くと考えられる」とした。

 

■調査レポートはプロロジスグローバルのウェブサイトからダウンロード可能。(英語版のみ)
http://files.shareholder.com/downloads/PLD/1207441445x0x475087/2DD86B87-02E7-42C8-9828-95290DA2F3D8/AMB_IBI_May2011_final.pdf