名鉄運輸、運賃見直し進み営業益12.6％増

ロジスティクス名鉄運輸が11日に発表した前3月期決算は、消費増税後の反動減で物量が減少した影響により、2.2％の減収。貨物重量に応じた適正運賃収受の交渉、付帯作業料の収受など運賃契約の見直しを実施し、営業利益は12.6％の増益となった。

主力の貨物自動車運送事業では、区域事業で乗務員不足が慢性化した一方、集配委託料が増 加したほか、路線事業では消費増税の反動減で減収となった。

今期は売上高920億円（1.3％増）、営業利益26億円（7.6％減）、最終利益16億円（11.3％減）を見込む。

［名鉄運輸］2015年3月期連結決算（単位：百万円）