財務・人事名鉄運輸が7日発表した4-6月期決算は、売上高が2.7%減(前年同期比)、営業利益36.6%減、純利益18.8%減で減収減益となった。人件費や運送委託料は減少したものの、燃料価格高騰の影響などにより、減収を吸収しきれなかった。
貨物自動車運送事業では、増税後の反動減を受けて期初に貨物輸送量が大きく落ち込み、その後徐々に回復に転じたものの消費関連貨物を中心に取り扱いが低調に推移。部門売上高は2.3%減の198億800万円、売上総利益は17.7%減の11億3300万円にとどまった。
[名鉄運輸]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 22,200 | 22,814 | -2.7% |
営業利益 | 423 | 668 | -36.6% |
経常利益 | 456 | 683 | -33.3% |
当期純利益 | 287 | 354 | -18.8% |