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15年3月期決算

住友倉庫、倉庫用地再開発投資響き営業益3.4%減

2015年5月12日 (火)

ロジスティクス住友倉庫が12日に発表した前3月期決算は、売上高が6%の増収となったものの、営業利益は不動産事業の設備投資費用が影響し、営業利益は3.4%減少した。

国内物流では、情報記録媒体を取り扱うアーカイブズ事業の需要拡大が見込まれることから、最新のセキュリティシステムや免震構造を採用した専用施設を埼玉県羽生市で増設することにし、2014年5月に着工。旺盛な物流アウトソーシング需要を背景に、配送センター業務の受託に向けた取り組みに注力した。

不動産事業では、市場競争力の強化を図るため、既存大型物件のリニューアル工事を継続するとともに、埼玉県戸田市の倉庫用地再開発プロジェクトで14年10月に駅前商業施設の建設に着手した。

今期は売上高1770億円(1.3%増)、営業利益105億円(12.1%増)、最終利益72億円(0.9%増)を見込む。

[住友倉庫]2015年3月期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減 
売上高
174,738164,9176.0%
営業利益
9,3689,693-3.4%
経常利益
10,85911,126-2.4%
当期純利益
7,1336,22414.6%