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日本郵船、キャメロンLNGに新造船2隻を投入

2015年5月14日 (木)

ロジスティクス日本郵船は14日、シンガポールに本社を置く三菱商事の子会社「ダイヤモンドガス・インターナショナル社」と定期用船契約の基本合意書を結ぶとともに、LNG船の設計・販売を手がける「MI LNGカンパニー」(東京都港区)とLNG新造船2隻の建造契約を締結した、と発表した。

新造船2隻は2018年の竣工後、日本郵船の船舶管理によって米国ルイジアナ州で三菱商事と共同参画する、米国キャメロンLNGプロジェクトのLNG輸送に従事する。

船型にはLNGの搭載効率を高めながら、軽量化や空気抵抗軽減を可能にした次世代タイプの「サヤリンゴ」形状を採用。上半身部分が下半身部分より膨らんだリンゴ形状のタンクを船隊と一体構造のタンクカバー(さや)で覆っているのが特徴。

また、推進機関には蒸気タービンとガス炊き可能なエンジンを組み合わせたハイブリッド2軸推進方式STaGEを採用し、燃料削減、二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげる。