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4月の既存SC売上、消費税増税の反動で4.7%増

2015年5月21日 (木)

調査・データ日本ショッピングセンター(SC)協会が21日に発表した4月のSC販売統計調査報告によると、既存SC売上高は前年同月比4.7%増で、前月から15.4ポイント改善し、2か月ぶりにプラスとなった。前年は消費税増税の影響で売上が減少していたことから、その反動で大幅に増えた。

SC全体の伸びに寄与したのはキーテナント(7.5%増)で、テナント(3.7%増)の伸びを大きく上回った。特に東京23区(10.6%増)と川崎市(10.1%増)のキーテナントは2桁の伸びだった。京都市を除いた大都市、その他の地域地域すべてでプラスとなり、立地区分でも中心地域4.5%増、周辺地域4.6%増、郊外地域4.9%増となった。

業種別ではテナントが医薬・化粧品、飲食、婦人衣料・用品、サービスが好調で、キーテナントは生鮮食品、婦人衣料・用品、家庭用品が好調だった。また、一部SCでは外国人観光客の増加による売上増もみられた。

 総合北海道東北関東中部北陸近畿中国四国九州・沖縄
総合4.7%4.6%3.5%5.3%4.2%3.2%4.2%3.1%7.3%4.9%
中心地域4.5%5.0%4.0%4.7%4.3%0.8%5.7%2.6%10.1%-0.5%
周辺地域4.6%4.3%3.7%4.0%2.8%5.3%5.4%7.5%9.8%6.1%
郊外地域4.9%4.6%3.2%6.8%4.2%3.4%2.9%2.9%6.1%6.8%
SC数50116291964630110251138