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住商情報システム、プロアクティブE2に貿易管理機能

2011年6月23日 (木)

サービス・商品住商情報システム(東京都江東区)は、自社開発のERPパッケージ「プロアクティブE2」のうち、販売・購買在庫管理システムの貿易管理に関する機能拡充を実施し、機能強化版として提供開始する。今回のバージョンアップでは、貿易管理機能のほか、業務カバー範囲の拡大に向けた機能を拡充した。

 

具体的には、三国間取引など多様な輸出入取引をカバーできる貿易管理機能を強化し、輸出取引の受注・船積・売上から、輸入取引の発注・荷捌・仕入計上までを一元管理する。これにより、国内取引に加え、海外との取引までを管理できるようにした。また、三国間貿易や複合一貫輸送、B/Lのコンバイン処理といった貿易形態にも対応できる機能を標準で提供する。

 

さらに、直送取引による販売時の業務効率向上のため、受注・発注を同時に入力できる機能を提供する。この機能により、商社など直送取引の多い顧客のシステム入力負荷を軽減。このほか、組織の統廃合を行う際、廃止部門の受注残や発注残データの移管機能を強化。1対1の部門残高移管だけでなく、1対多といった複数部門への残高移管にも対応する。販売開始から3年間で100社への導入を目指す。