SG佐川ベトナム、現地イオンモールで冷食宅配開始

国際SGホールディングス傘下で海外事業統括会社のSGホールディングス・グローバルは1日、ベトナム新会社「SG佐川ベトナム」（ホーチミン市）を通じ、イオンベトナムの2店舗で顧客が購入した冷凍食品を自宅まで届ける保冷配送サービスを開始した、と発表した。

配達エリアはホーチミン市内とし、イオンモール・タンフーセラドン店、イオンモール・ビンズオン・キャナリー店を対象として21日から、保冷車両を利用した配送や保冷ボックスと保冷剤を使用して品物に適した温度調整を行い、購入時の鮮度を維持して指定住所へ配送するサービスを開始した。

SGHDグループでは、海外の保冷配送サービスとして先ごろ、シンガポールで日本から国際保冷輸送された生鮮品を対象に、保冷車両で指定の飲食店へ配送するサービスを立ち上げているほか、中国・上海では、保冷ボックスと保冷剤を使用した安価で高品質な保冷配送サービスを7月から本格稼動する計画で、目下、実証実験を重ねている。

ベトナムでは、保冷ボックスと保冷剤を使用したサービス展開を進めており、イオンベトナムとともに実証実験を重ね、サービス開始に至った。年内にはハノイ市でもサービス展開を開始する方向で検討している。

■SG佐川ベトナムによるベトナム保冷配送サービスの概要
幅広い取り扱いサイズ：3辺合計110センチ以内・重量20キロ以内
定温輸送：冷凍品-18℃以下