UPS、地震被害のネパールに50万ドル支援

環境・CSR米UPSの慈善部門・UPS基金は、4月25日にネパールで発生した地震による被害への救援活動の一環として、50万米ドルの支援を行う。義援金のほか、緊急物資の供給や長期的復興需要に対する現地でのロジスティクスサポートによる支援も実施する。

同基金はすでに「人道援助・復興プログラム」を通じて資金の大部分を緊急に被災地への支援物資購入と供給に投入しており、資金はUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）による避難所用の備品やソーラーランタンの確保、WFP（国連世界食糧計画）による高カロリービスケットなどの緊急食糧援助、CAREによるビニールシートや毛布、ジェリー缶、トイレタリー用品などの購入に充てられている。

また、ドバイ国際人道シティの協力機関へのサポートとして、ネパールへの救援混載チャーター便を調整しているほか、追加の緊急、長期復興需要が確認された場合のロジスティクスサポートを特定するため、国連のロジスティクス・クラスターやUNOCHA（国連人道問題調整事務所）と緊密に協力している。