ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎重工、神戸電鉄向け新型車両の製造決定

2015年6月10日 (水)

荷主川崎重工業は9日、神戸電鉄向け新型車両6500系3両(3両×1編成)の製造者に決定したと発表した。兵庫工場(神戸市)で製造し、2016年春に納入する。

今回納入する車両は、同社が2010年に納入した6000系のデザインを踏襲、「人と環境にやさしく、安全・快適な車両」をコンセプトに、サービス向上を目指す。

新型機器として全密閉型高効率主電動機、最新の半導体素子を採用した「VVVFインバータ制御装置」を搭載し、主電動機を全密閉型にすることで省エネと騒音の軽減を図る。また、客室照明などすべての照明設備にLEDを採用し、消費電力を既存車両1000系(抵抗制御車)に比べて60%低減する。

同社は1948年に神戸電鉄の前身、神有三木電気鉄道へ200形車両を納入以来、長く車両を供給してきたが、今回供給する車両は10年に納入した6000系以来、6年ぶりの納入となる。