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週末輸送の効率化狙う、施設共用・共同配達も検討

トナミなど特積み3社、大阪発東京向け共同輸送を開始

2015年6月10日 (水)

ロジスティクストナミ運輸、第一貨物、久留米運送の3社は10日、トナミ運輸東大阪支店、第一貨物大阪支店と久留米運送東大阪支店で7日から共同輸送を開始したと発表した。

(出所:トナミ運輸、第一貨物、久留米運送)

(出所:トナミ運輸、第一貨物、久留米運送)

トナミホールディングス、第一貨物、久留米運送が2012年9月に3社合弁で設立した「ジャパン・トランズ・ライン」(JTL)で、3社の関東・関西間の幹線運行の一部を担っているが、このJTL運行部会で協議を続けてきた週末の運行効率化、大阪から関東への共同輸送を実行したもの。

トナミ運輸と第一貨物は両社の幹線便で久留米運送の貨物を共同輸送し、幹線運行の効率化を図る。久留米運送は運行を1便減便して輸送コストの圧縮につなげる。

3社の週末輸送を対象に、トナミ運輸の自社便が久留米運送の関東向け6トン、第一貨物の自社便が久留米運送の東京、神奈川向け6トンの共同輸送を行う。今後は週末の運行効率化に向け、さらに共同輸送を検討していく方針で、部分的な施設面の共用化や共同配達についても協議を行っている。