ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

京セラ、福島棚倉工場に太陽光発電システム増設

2011年6月30日 (木)

拠点・施設福島棚倉工場に設置された太陽光発電システム京セラは30日、東北電力管内である福島棚倉工場(福島県東白川郡棚倉町)に、太陽光発電システム194kWを増設し、稼動を開始する。

 

同工場の太陽電池導入量は、昨年9月に設置した36kWのシステムと合わせると230kWとなり、京セラグループ国内拠点では最大。

 

同社は、これまでも環境負荷低減のため、本社ビル、工場、事業所など国内外の拠点に太陽光発電システムを導入している。

 

7月1日から東北電力管轄内で電力使用制限令が発動されることを踏まえ、同社は一層の節電を実現するため、福島棚倉工場に優先的に太陽光発電システムを設置した。

 

このシステムにより、同工場ではピーク電力の約8.2%を削減できる見込み。さらに、自家発電機の設置や冷房温度28度の徹底、不要な照明の消灯、パソコンの省エネモード設定など各種節電対策への取り組みを通じ、15%の削減目標を達成する。

 

福島棚倉工場への設置により、グループ全体で26か所、2.2MW以上の太陽光発電システムが稼動することとなる。