ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、電子Mゼロチェックシステムを開発

2015年6月29日 (月)

ロジスティクス日本郵船、電子Mゼロチェックシステムを開発日本郵船とMTIは29日、日本の海運会社として初めて携帯端末を使用した「M0(エムゼロ)チェックシステム」を開発したと発表した。

M0は「マシナリー・ゼロの略語で、夜間などに機関プラントを無人運転する際に、事前に必要な計測をM0チェックと呼び、担当者は膨大なチェック項目に基づいて機器を計測、計測値を紙の記録用紙に手書きしている。

日本郵船とMTIが開発したシステムは、記録用紙が不要で、専用テンキーを搭載したことで一般のテンキー入力に比べて入力作業時間が大幅に短縮。このほかにも異常値入力時の警報やデータのトレンドグラフ表示、写真・動画の保存、ブロードバンド送信など、多くの効果が見込まれている。

日本郵船では、年末までにこのシステムを自社所有船へ導入する方針。