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GLP、神奈川県座間市で13万m2超の物流施設竣工

2015年7月13日 (月)

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は13日、神奈川県座間市で総延床面積13万1712平方メートルの先進的物流施設「GLP座間」の竣工式を行った。

GLP、神奈川県座間市で13万m2超の物流施設竣工

▲記者会見で説明するGLP帖佐社長

▲記者会見で説明するGLP帖佐社長

同施設は2011年12月に日産自動車座間事業所の跡地を取得し、2014年に着工した地上5階建てのマルチテナント型物流施設で、15年に入ってGLPが竣工した施設としては最大規模。

各階に大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイ2基、10トン車175台、4トン車275台分のトラックバース、395台の乗用車駐車場、31台のトラック待機場を設けた。1フロアの面積は2万3000平方メートルと広く、汎用性が高い。

GLP、神奈川県座間市で13万m2超の物流施設竣工首都圏と西日本をつなぐ東名高速道路横浜町田IC、圏央道県央厚木ICに近く、東京、神奈川、埼玉南西部への広域配送や、神奈川県内のエリア配送拠点として適した立地。交通の利便性に加え、近隣に戸建住宅が広がる人口集積地であることから、労働力の確保の面でも良好な環境となっている。

テナント企業が有事の際に事業継続性を確保しやすいよう、免震構造、バックアップ電源、地下水供給設備などの設備を採用し、環境面では全館でLED照明を導入しているほか、免震構造とプレキャストコンクリートの採用によって、建設工事の合理化と長寿命化を図った。これらにより、ライフサイクルCO2を12%削減、米国グリーンビルディング協会からLEEDゴールド予備認証を取得している。

GLP、神奈川県座間市で13万m2超の物流施設竣工賃貸面積の7割は食品卸やアパレル関連の企業が利用することになっており、同社は「大型で高機能な物流施設への需要は依然として旺盛」だとしている。

同社の帖佐義之社長は「GLP座間は総延床面積13万平方メートル以上の規模に加え、事業継続性の確保と環境へ配慮した最新鋭の設備を備えている。また、柱間口を11メートルとして自由度の高いレイアウトが可能な構造となっていることから、物流作業そのものを有効に行えるようになっている」と施設の特徴を説明している。

GLP、神奈川県座間市で13万m2超の物流施設竣工■GLP座間の概要
所在地:神奈川県座間市広野台2-10-10
敷地面積:5万8908平方メートル
延床面積:13万1762平方メートル
着工:2014年5月
竣工2015年6月