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東京商工リサーチ調べ

在庫水増しなど粉飾倍増、上期のコンプラ違反倒産103件

2015年7月17日 (金)

調査・データ東京商工リサーチが17日に発表した、2015年上半期の「コンプライアンス違反」企業の倒産件数は103件で、前年同期から4件減少した一方、違反内容別では不正会計処理や虚偽の決算報告書作成といった「粉飾」が倍増した。

大東鋼業(神奈川・負債9億4200万円)は金融機関から支援を受けるため、在庫や売掛金を水増し。自動車整備のオオキモータース(大阪・同1億円)は、検査や整備をせずに車検を通す「ペーパー車検」を繰り返していた。

倒産件数103件のうち、運輸業は10件で建設業の18件、製造業の14件、卸売業の13件に次いで多かった。