信書便事業の個人情報保護ガイドラインで解説改正案

ロジスティクス総務省は、個人情報の漏えい事案や消費者庁が策定している「ガイドラインの共通化の考え方」の改正を踏まえ、信書便事業分野の個人情報保護に関するガイドラインの解説を改正する。7月22日から8月25日まで、改正案に対する意見募集を行う。

ガイドラインの「解説」を改正するもので、第三者から提供を受けて個人情報を取得する場合に、「提供元の法の順守状況を確認し、個人情報を適切に管理している者を提供元として選定することが望ましい」などの記載を追加するほか、安全管理措置と委託先への監督に関する内容を加える。

安全管理措置については、事業者の内部・外部からの不正行為による個人情報の漏えいを防止するために講じることが望ましい組織的安全管理措置、物理的安全管理措置、技術的安全管理措置の記載を追加する。

また、委託先への監督では、委託契約における安全管理措置の内容、委託先の選定に際してとるべき確認方法、委託先の監査、委託先が再委託を行おうとする場合の望ましい手続などを記載する。

■改正案
http://www.soumu.go.jp/main_content/000369425.pdf