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アイカ工業、台湾に合弁販売会社を設立

2011年7月15日 (金)

拠点・施設アイカ工業(愛知県清須市)は15日、台湾で同社の建築関連商品を販売する合弁会社を設立すると発表した。合弁相手は東良工業股フン有限公司で、同日、合弁契約を締結した。

 

これまで同社は、現地ユーザーなどへの輸出という形で台湾への建築関連商品を販売対応してきたが、現地では環境や健康に配慮した安心・安全な建材、意匠性の高い建材への関心が急速に高まっており、同社商品への問い合わせや注文が増加してきている。

 

このため、同社は台湾の給湯器、ガスコンロメーカーで、現地のキッチン業界で幅広く市場情報と人脈を持つ東良工業股フン有限公司との合弁により、建築関連商品の販売会社を設立することにしたもの。合弁会社の出資比率はアイカ工業が14%、東良工業股フン有限公司が86%とし、2012年度に1億8000万台湾ドル(5億400万円)の売上を目指す。

 

同社は中国、アジア地域で海外売上高を大幅に引き上げる計画を進めており、台湾での販売会社は、6社目の海外販売拠点となる。