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ヤマト、シンガポール向けクール宅急便を発売

2015年7月24日 (金)
ヤマト、シンガポール向けクール宅急便を発売

▲シンガポールヤマト運輸

ロジスティクスヤマト運輸は24日、香港、台湾向けに続いて8月5日から日本発シンガポール向け「国際クール宅急便」の販売を開始すると発表した。

初の東南アジア向け一貫保冷小口輸送となる新サービスは、これまで少量多頻度輸送で新鮮なまま届けることが難しかった日本の「旬」な食材輸送ニーズに対応する。

同社はこれまで沖縄県、ANAカーゴと連携し、沖縄国際物流ハブを活用した日本の農水産品の輸出拡大に取り組んできた。シンガポール向け国際クール宅急便でも、高品質なスピード輸送で日本の事業者の販売機会の創出と、シンガポールで新鮮な日本食を食べたい、提供したいといったニーズに対応する。

国際クール宅急便は、全国のセールスドライバーによる集荷や宅急便センターへの持ち込みで、荷物1個から発送できる。日本のクール宅急便と取り扱いサイズが同じため、日本国内と同様に利用できるのが特徴。

24時間通関が行える沖縄国際物流ハブを活用した国際間のスピーディーな輸送により、最短で発送日の翌日14時から、シンガポールの中心部にあるシンガポールヤマト運輸の営業所で荷物を受け取ることができる。また、翌々日の午前中から、シンガポールヤマト運輸のセールスドライバー各店舗や自宅へ届ける。

シンガポール現地では、2010年から宅急便事業を開始したシンガポールヤマト運輸が日本と同様に保冷機能を完備した車両を使用して配達する。これにより、日本国内からシンガポールまで、一貫してヤマト運輸が保有する航空保冷コンテナを使用した保冷輸送を行う。

このサービスを利用するには、ヤマト運輸と契約し、「送り状発行ソフトB2」を利用することが条件となる。

■料金表(免税)
ヤマト、シンガポール向けクール宅急便を発売