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12年の締結開始以来、通報・連絡32件

茨城県生協連、県内44市町村すべてと見守り協定

2015年7月27日 (月)

環境・CSR茨城県生活協同組合連合会はこのほど、県内の地域生協が44市町村すべてと孤独死防止などを目的とした「見守り活動」に関する協定を結び終えた、と発表した。

2011年に生協組合員が自宅で孤立死するケースが4件発生したことを受け、12年3月の高萩市を手始めに協定を結び始め、今月2日の結城市との締結で県内全市町村と締結を結び終えた。

これまでに協定に基づく行政や消防・警察、家族などへの連絡は32件あり、このうち4人がすでに死亡していたり、連絡後に死亡した。

記者会見で、県生協連の佐藤洋一会長は「行政の縦割りなどが原因で締結が進まない時期もあったが、3年間で意識もだいぶ変わったと感じる。ちょっとした気づかいで、茨城が安心して住める県となると確信してしており、県や行政と一体となって活動していきたい」と話した。