ロジスティクス日本GLP(東京都中央区)は10月31日、資源の循環利用を軸とした「GLPサーキュラーエコノミー」構想を本格始動したと発表した。使用済み製品や廃棄物の回収・再利用を効率化し、入居企業の環境負荷低減とコスト削減を両立させるもので、静脈物流(リバースロジスティクス)に特化した業界初の取り組みとなる。
同社は、リユース事業を展開するトレジャー・ファクトリー(東京都千代田区)と業務提携し、入居企業向けにリサイクル・リユースサービスの提供を開始。返品商品や余剰在庫を買い取り、廃棄コストの削減と収益化を支援する。また、包装資材サプライヤーのshizai(シザイ、東京都港区)と連携し、最適な梱包資材の導入で資源利用を効率化。物流事業者の宮崎(愛知県清須市)とは、段ボールやストレッチフィルムなどを共同回収する「ミルクラン方式」を導入し、CO2削減とリサイクル率向上を図る。
これらの取り組みは、同社の入居企業支援プラットフォーム「GLPコンシェルジュ プロマッチ」を通じて推進。静脈物流の非効率解消と環境負荷の低減を進める。帖佐義之社長は「コストだったものを価値ある資源へ転換し、持続可能な物流モデルを構築したい」とコメントしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


















