ユニーグループ、静岡の統合物流拠点が本格稼働

拠点・施設ユニーグループ・ホールディングスは30日、静岡・山梨エリアの物流拠点となる「ユニーグループ静岡物流センター」が6月から本格稼動を開始したと発表した。15年度中に統合を進めている関東エリアの物流センターが完成することで、グループの物流改革を完了する。

同社は2017年度までに100億円の利益改善を計画しており、物流では「マザーセンター構築」と「物流センターの共有化」で14億円の利益改善を目指している。マザーセンター構築では、「ユニーグループマザーセンター」を13年10月に稼働し、「スタイルワン」「プライムワン」のPB商品向け物流拠点を確立した。

物流センターの共有化では、全国10エリアにあるユニー、サークルKサンクスの物流センターのうち、関東・静岡・北陸の近接する3エリアで統合を進めており、静岡物流センターは静岡にあるユニー2拠点、サークルKサンクス1拠点を統合したセンター。2月に稼動した「ユニーグループ北陸物流センター」についで2拠点目となる。

これにより、取引先の物流コストと自社の管理費の低減、配送車両の有効活用を見込む。

■「ユニーグループ静岡物流センター」の概要
稼働日：2015年5月13日
所在地：静岡県牧之原市布引原918-1
敷地面積：7000坪
倉庫面積：5300坪
取扱商品：ドライ・菓子・飲料・酒・日用雑貨品・衣料品・住居関連品
対象店舗：295店舗（静岡・山梨県下のユニー店舗26店舗、一部を除く静岡県下のサークルKサンクス店舗269店舗）