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SBSグループ、AWS上に情報共有基盤、全面稼働

2015年8月11日 (火)

ロジスティクスSBSホールディングスは11日、コーポレートガバナンスの強化とグループを横断した情報共有・活用を行うため、新たなグループ情報共有基盤を導入し、「SBSインフォメーションポータルサイト」(SIPS)の名で全面稼働に入ったと発表した。

SBSグループ、AWS上に情報共有基盤、全面稼働

同社グループは積極的なM&A施策によって連結対象会社が物流を中心とした国内外22社にわたっており、事業会社ごとに異なる情報共有手段がメール対応にとどまるなど、迅速な情報の周知に課題を抱えていた。

そこで、(1)グループ横断的な情報共有と会社ごとの情報共有の両方を実現する機能(2)運用の安定性を考慮して豊富な機能と実績のあるグループウェアであること(3)強固なセキュリティを備えること――を考慮し、2013年のブランド統一を機に本格的な新グループウェア導入の検討を開始。

検討の結果、日立ソリューションズ・クリエイトを通じて基盤としてアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を採用、グループウェアにはサイボウズの「サイボウズガルーン」を導入し、AWSの運用は日立ソリューションズに委託した。

これまでに12社が共通グループウェアとして導入を完了しており、グループ全社員5600人のうち2300人が日常業務で利用。グループ間のスケジュール共有、通達、規程やマニュアルなどのドキュメント共有、会議室や設備の予約機能などに活用している。

情報共有システム基盤にAWSを選択したことで、ストレスなく海外拠点へ展開できるほか、大規模災害発生時のBCP対策にもつながるとしている。