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JR貨物、積合せ貨物の鉄道シフト進み7月輸送量2.9%増

2015年8月17日 (月)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が17日までに発表した7月の輸送動向によると、同月の取扱貨物量は、コンテナと車扱い合わせて2.9%の増加となった。台風11号による大雨・強風や上越地区大雨の影響で高速貨物208本、専用貨物4本が運休した。

コンテナ貨物は3.3%増加した。鉄道へのシフトが続いている積み合せ貨物が15.4%と大幅に伸び、猛暑で清涼飲料水の出荷が好調な食料工業品(8.6%増)や化学工業品(2.2%増)なども増えた。一方、紙・パルプ(3.6%減)、自動車部品(2.5%減)、家電・情報機器(1.5%減)などは前年7月の実績を下回った。

車扱貨物は1.5%の伸び。セメント・石灰石が減少したものの、石油が価格の下落と盆前需要で3.7%増えた。