サービス・商品オーストラリアのパレット大手、ブランブルズはこのほど、同社傘下のイフコ・システムズが日本でイフコブランドの折りたたみコンテナ事業などを展開するイフコ・ジャパンの株式3分の2を取得すると発表した。これにより、イフコ・ジャパンはブランブルズグループの完全子会社となる。
イフコ・ジャパンは1995年に設立され、三菱樹脂、イフコ、明治ゴム化成の3社が株式を保有する合弁事業として運営。岐阜県と埼玉県にサービス・センターを配置し、大手小売企業、生鮮食品生産者、協同組合、卸売業者などを対象にパレットやコンテナを供給している。
イフコの再利用型プラスチック・コンテナは世界34か国で2億個を超えて運用されており、特に生鮮製品の生産者から各国の大手食品小売企業への輸送に利用されている。
親会社のブランブルズは主にチェップ、イフコのブランドで60か国以上にわたってサプライチェーン向けのロジスティクス事業を展開。パレット、木箱、コンテナの受託管理を中心に、単位輸送梱包材のプールサービス、関連サービスを専門としている。