西日本倉庫業厚年基金の解散認可

ロジスティクス中央倉庫、杉村倉庫、桜島埠頭の3社は26日、所属する西日本倉庫業厚生年金基金から解散が認可されたとの通知を受けたと発表した。

同基金は昨年2月、長期にわたる厳しい運用環境、加入員の減少、年金受給者の増加によって「今後、掛金が著しく上昇する」見込みとなったことを受け、厚生年金基金制度を継続していくことが困難だとして通常解散の方針を決議。ことし7月7日開催の代議員会で解散認可申請を決め、近畿厚生局に解散認可の申請を行っていた。

3社は、基金の純資産が最低責任準備金を上回ることが見込まれることから、解散に伴う業績への影響はないと判断している。