日通、中国で塩城、連雲港など4拠点開設

国際日本通運は27日、中国現地法人の日通国際物流（中国）が7月までに4拠点を開設したと発表した。

日通国際物流（中国）が3月から7月にかけて開設したのは、塩城事務所（江蘇省塩城市、3月16日開設）、連雲港事務所（江蘇省連雲市、6月1日）、汕頭事務所（広東省汕頭、7月23日）、温州事務所（浙江省温州市、7月27日）――の4事務所。

塩城事務所では、起亜自動車が完成車工場を稼働させている同エリアで、部品調達物流や中韓間の国際フォワーディングなどを展開。連雲港事務所は中央アジア進出の足がかりとして開設したもので、地場企業への営業拡大に取り組んでいる。

汕頭事務所は、地場企業向けの国内輸送営業を、温州事務所では寧波港を利用した欧州向け輸出を行っている。