サービス・商品東芝テックは31日、食品スーパーや量販店向けに台紙を使用しないラベル(ライナレスラベル)対応の計量ラベルプリンタ「H-6000-LCシリーズ」を9月1日から発売する、と発表した。
ライナレスラベルは台紙を使用しないため、台紙ゴミを削減できるほか、レイアウトや文字の分量に合わせてラベル長を変える「フリーレングス機能」と、自動的に裁断する「オート・カット機能」によってラベル用紙の無駄を削減できるのが特徴。
これまではラベル長を固定していたため、文字の分量が多い場合に2枚のラベルに分けていた食品などの表示を1枚にまとめ、作業効率を改善するといったことが可能になる。
食品表示法の施行など、ラベルへの印字項目が増えており、ラベル長を自由にカットできるライナレスラベルの需要が増大していると判断、台紙のないフリーレングス・オートカット機能のライナレスラベル用プリンタを開発した。
1台でライナレスラベルと台紙付きラベルの両方を印刷できるツインプリンタタイプと、ライナレスラベル専用のシングルプリンタタイプを取りそろえた。価格はシングルプリンタタイプが145万円、ツインプリンタタイプが160万円で、同社では年間600台の販売を見込む。