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プロロジス、宮城県岩沼市の物流施設が復旧、稼働再開

2011年8月4日 (木)

ロジスティクス復旧工事が完了した岩沼の物流施設プロロジスは4日、東日本大震災で被災した宮城県岩沼市のマルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク岩沼I」の復旧工事が完了し、施設全体が稼働を再開した、と発表した。

 

同物流施設は、東日本大震災とその後の津波で被害を受けたが、被災直後から社内の専門エンジニアリングスタッフを中心に、新築時の施工会社である西松建設の協力を得て復旧作業を進めてきた。

 

施設の主要構造には損傷がなかったため、施設内の清掃と区画壁や設備の修理を行った後、4月末から一部稼働を開始していた。さらに、施設の非構造部材(内壁)の耐震性を見直すなど、災害時に施設内で働くスタッフに対する安全性を高め、より防災性能の高い物流施設として生まれ変わり、稼働を再開した。

 

同施設では、味の素物流、日本アクセス、日本通運の3社が既に稼働を再開・開始しており、100%稼働中。日本アクセス社は今回の入居に際し、冷凍・冷蔵設備を導入した上で、3温度帯対応の物流拠点として7月1日から稼働を開始している。