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全焼した宮城県岩沼市の物流施設、再開発が完了

2022年4月28日 (木)

▲プロロジスパーク岩沼(出所:プロロジス)

拠点・施設日本プロロジスリート投資法人と資産運用会社のプロロジス・リート・マネジメントは4月28日、再開発を進めていた物流施設「プロロジスパーク岩沼1」(宮城県岩沼市)の工事が完了し、同施設を取得した。施設名称は「プロロジスパーク岩沼」と改称。取得額は71億1300万円。

プロロジスパーク岩沼は、2階建てのマルチテナント型物流施設で、延床面積は4万5461平方メートル。2020年4月に発生した火災により全焼。21年に西松建設と建築工事請負契約を締結し、再開発に着手した。

このたびの再開発では、建物を地盤面からかさ上げして水害対策を講じた。現場従事者やフォークリフトに反応して作動するセンサー付きLED照明などを採用するなど、環境性能も高めた。物流機能の面では、スロープを設置して2階へのトラックのアクセスを可能にした。

現在、同施設はプラスロジスティクス(東京都豊島区)などが利用し、80.1%が稼働中だ。