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荷崩れに巻き込まれトラック運転手重傷、作業計画定めなかった疑い

荷役作業時の労災で取締役書類送検、セブン工業

2015年9月17日 (木)

事件・事故木材加工メーカーのセブン工業(岐阜県美濃加茂市)は17日、構内で荷役作業時に材料が荷崩れし、トラックの荷台で積み込み作業を誘導していた運転手が材料と一緒に転落、重症を負った5月21日の労働災害で、同社の取締役1人が16日付で岐阜地検に書類送検されたと発表した。

労働基準監督署が調査した結果、同社がフォークリフトによる作業計画を定めていなかった疑いで今回の事態に至ったことがわかった。

同社では、今回の労災について「重大な事態と受け止め、安全衛生管理体制の整備を進めており、特に荷役作業は重点的に対策を講じている」と説明。「今後も徹底した安全対策を進めるとともに岐阜地検の捜査に全面的に協力していく」としている。