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キングジム、インドネシア子会社の合弁解消、株式取得

2011年8月8日 (月)

産業・一般キングジム(東京都千代田区)は8日、瀧川化学工業(千葉県船橋市)と結んでいた「キングジム・インドネシア」での合弁契約を発展的に解消し、瀧川化学工業が保有していたキングジム・インドネシアの全株式(持ち株比率15%)をキングジム・グループが取得することに合意、5日付でインドネシア当局から手続き完了連絡を受けたと発表した。

 

キングジムは、クリアーファイルなどの化成品ファイルの安定供給とコストダウンを目的として、1996年に瀧川化学工業と合弁で「キングジム・インドネシア」を設立。瀧川化学工業は同社の得意分野であるフィルムの生産や製袋の技術指導を中心に担ってきた。

 

設立15年を経て、技術の現地移転が進み、キングジム・瀧川化学工業ともそれぞれの経営資源の配分を検討した結果、キングジム側だけでキングジム・インドネシアの経営にあたることで合意し、今回の合弁解消に至った。キングジムと瀧川化学工業は、合弁の解消後もこれまで通り協力関係を維持していく、としている。