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日本機械学会、国産第1号フォークリフトを「機械遺産」に認定

2010年7月26日 (月)

話題TCMの国産第1号フォークリフトTCMは26日、同社滋賀工場に現存する国産第1号のフォークリフトが「機械遺産」に選定されたと発表した。機械遺産は日本機械学会が「文化的遺産」として次世代に伝えることを目的に認定する精度で、TCMの国産第1号のフォークリフトは41番目の認定となった。

 

このフォークリフトは1949年3月、TCMの前社名である東洋運搬機製造が米国の「クラーク社製4000ポンドフォークリフト」を参考に開発した内燃式フォークリフトで、神戸海運局に最初に納入された4台のうちの1台。銘板には「型式F-6-120、自重3200kg、最大荷揚荷重6000ポンド(2700kg)、 最大揚高120インチ(3.05メートル)、車台番号ナンバー2」の記載が残っている。

 

油圧シリンダーで昇降するフォーク、運転席右のレバーによる荷役操作装置、後輪換向装置などは、現在のフォークリフトにも広く使われている技術だという。