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流通サービス、冷蔵食品仕分けに3D立体ソーター

2025年12月17日 (水)

サービス・商品椿本チエインは16日、KDDIとの合弁会社Nexa Ware(ネクサウェア、東京都千代田区)を通じて、蘇州金峰物流設備(GINFON、中国)製の3D立体クロスベルトソーター「3D Nexus Sorter」を、流通サービス騎西物流営業所(埼玉県加須市)に試験導入したと発表した。冷蔵環境での冷凍・冷蔵食品仕分け業務の効率化を目的に、同日より運用を開始した。

▲流通サービス騎西物流営業所に試験導入された「3D Nexus Sorter」(出所:椿本チエイン)

導入した3D Nexus Sorterは、立体昇降するクロスベルト式キャリアにより最大毎時6000点の高能力仕分けを実現。省スペース設計で多段シュート(最大5段)を備え、商品形状や出荷量に応じた柔軟な対応が可能となる。標準ユニット構成により、設置・拡張にも対応し、据付工事は2週間以内で完了する。機器は誤出荷を防ぐ高精度仕分け性能と、リアルタイム監視機能による保守性を備える。

▲リアルタイム監視ダッシュボード画面(出所:椿本チエイン)

冷蔵環境下では自動仕分け装置の選定が困難ななか、同機の導入はマテリアルハンドリングの自動化・省力化を促進し、物流業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化にも寄与する。冷凍・冷蔵食品のみならず、常温帯でのアパレルや一般食品などにも対応可能だ。

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