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製造・修理・調達機能を集約

オリンパス、白河事業場で新工場棟竣工し本格稼働

2015年10月7日 (水)

メディカルオリンパス、白河事業場で新工場棟竣工し本格稼働オリンパスは7日、白河事業場(福島県西郷村)の敷地内で新工場棟を竣工した。今月末から本格稼動に入る。

白河事業場は、医療用内視鏡ビデオプロセッサーや光源などの製造、北海道・東日本地区の医療用内視鏡の修理、医療用内視鏡部品の集中調達――の3機能を包含しているが、新工場棟の建設により、これらの組織をひとつの敷地に効率的に集約できるようにした。

同社は会津・白河・青森の医療機器主要製造拠点を対象に、生産能力の増強、生産効率の向上、BCP対策を柱とした新工場棟建設計画を2012年12月に発表。白河事業場は、3拠点の中で最初に竣工を迎えた。

新棟の延床面積は2万7780平方メートルで、既存施設を含む総延床面積は3万6637平方メートルとなった。総工費は99億円。