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住友林業、インド家具メーカーと資本業務提携

2015年10月8日 (木)

荷主住友林業は7日、インドでキッチン・家具メーカーのスペースウッドファーニッシャーズ社と資本業務提携し、同国で木材建築ビジネスを開始した、と発表した。

9月14日にスペースウッド社の株式26.8%を取得し、同月28日に資本業務提携に調印。今後、スペースウッド社の新規建具製造ラインの立ち上げを支援するとともに、同国で建材販売の基盤を構築する。

インドでは、所得水準が高い都市部の人口が2050年までに現在の2倍になると予想されており、住宅需要の拡大と住宅用建材ビジネスの成長が見込めるとして、進出を決めた。今後、特に人口が大きく増加するとみられる中間所得層をターゲットに、需要の取り込みを図る。

具体的には、スペースウッド社が目指すドア・ドア枠製造ラインの立上げに対し、住友林業クレストが技術支援を行い、将来的にはドア以外の木質内装建具へも製品ラインを拡大できるよう取り組む。

さらに、スペースウッド社のサプライチェーンネットワークを活用し、同国市場に日本の優れた建材、住宅内装資材を提案・提供していく。