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明電舎、シンガポールに平膜ユニットの組立工場

2015年10月15日 (木)

拠点・施設明電舎は15日、シンガポール現地法人の明電シンガポール内にセラミック平膜のユニット組立工場を建設、10月から稼働を開始したと発表した。同社は明電シンガポールを東南アジア・中東地域の水・環境事業の地域統括拠点に位置付け、生産・アフターサービス体制を整える。

明電シンガポールは、変圧器やスイッチギヤの供給だけでなく、これまで培ってきた水処理技術の経験と知見を活かし、セラミック平膜を用いた膜ろ過事業を展開。ジュロン水再生センターなど多くのシンガポール公益事業庁の実証研究に参画するとともに、チャンギ水再生センターMBRプラント向けにセラミック平膜を納入している。

今回のセラミック平膜ユニット組立工場と研究開発センターの開所を通じ、シンガポール政府が取り組む「グローバル・ハイドロ・ハブ構想」の実現に寄与するとともに、東南アジアや中東地域へのセラミック平膜の拡販に活かしていく。