荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、東京都港区)は16日、津事業所(三重県津市)で建造していたビーティージーシップオウニングファイブ向けの8万トン型バルク貨物船(G81BC)「ビーティージーオリンポス」を引き渡した。
船型は省エネ対策を講じ、燃料消費量とGHG(温室効果ガス)を低減した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリア。
省エネ附加物のほかに、低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少するレッジバウ、低摩擦抵抗塗料を採用。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則Tier Ⅱに適合し、環境に配慮した船型となっている。
■船舶の概要
船種: | 次世代省エネ型バルクキャリア「G81BC」 |
船名: | ビーティージーオリンポス |
主要寸法: | 全長 229.0m×幅 32.26m×深さ20.00m×喫水14.475 m |
載貨重量: | 8万1086トン |
総トン数: | 4万3229 |
主機関: | MAN-B&W 6S50MC-C8.2 |
航海速力: | 14.5ノット |
定員: | 25人 |
船級: | LRS |
船籍: | バハマ |