ロジスティクスJTBとバウンスは18日、JTBの手荷物配送プラットフォーム「LUGGAGE EXPRESS」と、バウンスの手荷物預かりプラットフォーム「Bounce」のシステム連携を開始すると発表した。2026年9月から東海道新幹線を活用した当日長距離配送と空港配送を提供する。訪日外国人観光客らの「手ぶら観光」を促し、大型手荷物による公共交通機関の混雑緩和や宿泊施設の業務負担軽減につなげる。
両サービスをAPIで連携し、旅行者はBounceアプリの「Bounceデリバリー」から預け先、配送日、届け先、荷物の個数を入力し、決済まで完結できる。宿泊施設では多言語による配送案内や伝票記入などが不要となり、集荷する配送員に荷物を引き渡すだけで対応が完了する。サービス開始に先立ち、東京、京都、大阪の宿泊施設を対象に先行導入の募集を始めた。
また、LUGGAGE EXPRESSのネットワークを利用し、東京―京都・大阪間などで東海道新幹線を活用した当日配送を行う。朝に預けた手荷物を夕方から夜にかけて別都市の宿泊施設で受け取れる。東京23区内では羽田、成田の両空港への当日配送にも対応し、利用者は搭乗前に空港カウンターで荷物を受け取れる。
JTBは新幹線を使った都市間輸送や空港配送の実務手配、外部サービスが物流網を利用するための連携システムを担う。Bounceはアプリ上の予約受付、多言語対応、決済など旅行者との接点を担当する。
バウンスは2019年に米国サンフランシスコで創業し、世界4000都市、32000拠点以上で展開する。日本国内では650都市、5500拠点以上でサービスを提供している。両社は今後、民泊プラットフォームなどとの連携も進め、旅行中の幅広い場面で手荷物配送を利用できる体制の構築を目指す。
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