ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

山善、3事業統合基盤で物流拠点開設を柔軟化

2026年8月18日 (火)

荷主山善は18日、事業部門ごとに運用していた基幹システムを「SAP S/4HANA Cloud Private Edition」で統合し、生産財、住建、家庭機器の3事業を一つの基盤で管理する「3 in 1」の全社共通経営基盤を構築したと発表した。

山善では30年以上にわたり、生産財、住建、家庭機器の各事業で販売、購買、在庫管理を担う異なる基幹システムを運用してきた。長年の個別開発でシステムが複雑化し、データ連携時のトラブルやデータの不整合、情報のリアルタイム性の欠如が課題となっていた。このため2018年に「Nextageプロジェクト」を開始し、22年8月に生産財領域の新システムを先行稼働。住建、家庭機器を含む統合を26年1月に完了した。

新基盤では財務会計・管理会計、販売管理、在庫管理、購買管理、プロジェクト管理を3事業で共通化した。物流システムとの連携では、事業部門ごとに異なっていたインターフェースが障壁となることがなくなり、新たな物流拠点を開設する際も基幹システムの改修が不要になった。大規模物流拠点「ロジス」と小口配送拠点「デポ」を軸とする物流改革の進展も見込む。

23年には独自のデータ分析基盤「YDP」(YAMAZEN Data Platform)も整備し、SAPシステムやSFAなどのデータを集約。基幹システムとのリアルタイム連携を実現し、在庫分析や営業活動と売上の相関分析などに活用している。今後は海外拠点のシステムもSAPシステムに統合するほか、AI(人工知能)を活用した業務効率化や意思決定の高度化を進める。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。