日本海側拠点港、委員会が追加質問、秋頃とりまとめ

行政・団体国土交通省は24日、今月10日から23日までに4回開催した「日本海側拠点港の形成に関する検討委員会」の議事概要を公表した。4日間にわたり、23港が44の計画についてのプレゼンテーションを行い、委員会として、それぞれの応募者に対して追加質問することを決めた。

追加質問は国交省がとりまとめ、今月末頃に応募者に質問を送り、2週間程度で回答を集約する。その後、9月下旬に次回委員会を開催し、秋頃をメドに拠点港の選定に向けた取りまとめを行う。

プレゼンテーションを受けて、委員からは、対岸諸国との国際海上コンテナや国際フェリーの航路就航や増便に向けた具体的な取り組みに関する質問が多くなされた。

また、どうやって新たな貨物を取り込んでいくのか、荷主や船社など企業との調整がどの程度進んでいるのか、などの質問があった。