行政・団体国土交通省は29日、共同輸配送の促進に向けて取り組んできたマッチングシステムの検討会を11月4日開催すると発表した。今年度2回目となる会合では、改良したマッチングシステムの試行運用とシステムの運営に適した組織の特性について検討する。
国交省は、CO2排出量削減につながるとして、積載率を高める共同輸配送を促進しているが、浸透には荷主間、物流事業者間、荷主・物流事業者間の情報共有が不可欠だとして、14・15年度の2年間で、環境省と連携して「利便性の高いマッチングシステム」のあり方を検証している。
6月に開催した今年度1回目の検討会では、14年度に整理した改善点を踏まえたマッチングシステムの改修、鉄道・船舶のダイヤ情報閲覧機能の追加などを議論。11月4日には、運営組織の特性について検討を進める。