ロジスティクスサンリツが30日に発表した9月中間決算は、国際海上貨物で工作機械の取扱額が大幅に減少したことを受け、売上高が10.5%の減収となったものの、倉庫稼働率を高水準で維持し、営業利益は34.3%の増益を確保した。
中国子会社では、9月までに発生した子会社株式譲渡関連の割増退職金、在庫処分などの費用が影響し、連結利益を引き下げる要因となった。また、昨年から進めた事業再編がほぼ完了したことで、通期売上高は減少するが、赤字体質からの脱却が進むことから、同社は「通期連結利益への影響が大幅に改善することになる」としている。
[サンリツ]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 7,711 | 8,617 | -10.5% | |
営業利益 | 324 | 241 | 34.3% | |
経常利益 | 252 | 148 | 70.0% | |
当期純利益 | 48 | 60 | -18.6% |