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工場・店舗から倉庫への転換が大幅増、14年度下期

2015年10月30日 (金)

調査・データ国土交通省は30日、建築物のリフォーム・リニューアル調査の2014年度下半期分の結果を公表した。倉庫・流通施設のリフォーム・リニューアル工事の受注高は1305億円で、13年度下半期の663億円に比べて96.7%の大幅な増加となった。

工場、事務所、店舗から倉庫への転換も増加しており、倉庫需要が大きくなっていることを示す結果となった。14年度上半期は前年同期比で15.5%の減少となったことから、1年間の受注額は1946億円で36.8%の増加となっている。

また、リフォーム・リニューアル工事前後の用途については、推定工事件数3万5374件のうち、工事後も倉庫とした物件数が3万4385件となり、13年下期に比べて23.4%増加した。生産施設から倉庫への転換は423件で、前年同期の7.2倍に膨らんだほか、事務所や店舗からの転換も大幅に伸びた。

調査対象292件のうち、個別工事の受注額が1億円を上回ったのが6件、1000万円以上1億円未満が50件、1000万円未満が236件。