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GLP、岡山県総社市で2件目の物流施設竣工

2015年11月5日 (木)

拠点・施設GLP、岡山県総社市で2件目の物流施設竣工グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は5日、岡山県総社市で大型物流施設「GLP岡山総社II」の竣工式を行ったと発表した。

同施設は、GLPが2014年11月に岡山県総社市に着工した総延床面積7万8072平方メートルの5階建てマルチテナント型先進的物流施設で、両備ホールディングスが運営する岡山総社IC流通センターの敷地内に立地。岡山自動車道岡山総社ICにほど近く、隣接する13年2月竣工の「GLP岡山総社I」と合わせた総延床面積は15万6000平方メートルに達する。総社市街地に近いため、労働力を確保しやすいのも特徴。

施設は3万3061平方メートルの敷地に地上5階建て、延床面積7万8072平方メートルのマルチテナント型先進的物流施設で、各階に大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを備え、117台のトラックバース、337台の乗用車駐車場、10台のトラック待機場を設置。平均フロア面積は1万2700平方メートルと倉庫スペースを広く取る汎用性の高い物流施設とした。

免震構造やバックアップ電源など、入居企業の事業継続性を確保する装備を採用し、全館LED照明を導入することでCO2排出量、消費電力を最大70%減らすことができる。5階の共用スペースには、カフェテリアとしてGLPによる新しいカフェブランド「Sora」を設置した。

新施設は既存のGLP岡山総社Iとの一体利用や相互補完を目指しており、防災機能を強化するため、テナント向け防災備蓄、井水利用、衛星携帯電話を2施設で共用するほか、休憩室、売店、トラック待機場や駐車場などの共用施設を相互に利用できるようにする。2施設の間に連絡通路を設け、近隣道路の混雑を緩和するとともに、2施設を利用するテナント企業の業務効率化につなげる。

I、IIともに屋上に太陽光発電設備を設置し、2施設でGLPの施設としては最大級の規模となる2.7メガワットの発電が可能。

■施設概要
施設名称:GLP岡山総社Ⅱ
所在地:岡山県総社市長良4-1
敷地面積:3万3061平方メートル
延床面積:7万8072平方メートル
着工:2014年11月
竣工:2015年10月